エルデンリングナイトレイン

フロムアンチがエルデンリングナイトレインを100時間プレイしてみた感想

エルデンリングナイトレイン

 ぱんくずです。最近エルデンリングナイトレインに熱中しておりましたが一段落ついたので感想を色々書いていきたいと思います。あくまでも個人的な感想なので、特定のゲームや個人を貶めるつもりは一切ありませんのでその点ご理解の程よろしくお願いいたします。

筆者のフロムゲープレイ遍歴とナイトレイン攻略状況

プレイ遍歴
  • ダクソシリーズちょびっと
  • エルデンリング本編未プレイ
  • ブラッドボーン数百時間
  • sekiro未プレイ
  • アーマードコアシリーズちょびっと

 ブラッドボーン以外はほとんど触っておりません。死にゲージャンル自体は嫌いじゃない(仁王2は大好き)のですがダクソがあまり合わなかったので、結局エルデンリングも買いませんでした。私がフロムゲーを好きじゃない理由の一つが説明不足等による『理不尽さ』によるものです。難しいゲームがやりたいのであって理不尽な目にあいたいわけじゃないんですよね。
 ブラッドボーンにハマったのは単に私がハクスラ好きであったことと、世界観がめちゃくちゃ面白かったことに尽きます。はっきり言ってUIとかは微妙でしたね。大好きなゲームですけど悪いところもたくさん言えます。
 ナイトレインに興味がわいた理由は、ハクスラ要素とローグライク要素この2点です。マルチプレイに関してはあまり期待していませんでした。

ナイトレイン攻略状況
  • トロフィー残り一つ(装備のやつ)
  • 全キャラでグラディウスソロ討伐
  • プレイ時間100時間~
  • 一部キャラでラスボスソロ討伐

プレイしてみた感想

 結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。ただメタスコアがエルデンリング本編に比べて低かったことに関しては納得してます。人を選ぶ作品であることは間違いないです。
 私に特に刺さった部分(良かった点)と微妙な点を簡単に紹介していきます。

良かった点

・ローグライク要素
 シレンやトルネコは良くプレイしていたので好きなジャンルです。この手のゲームをプレイしたことない方にとってはゲームオーバーになるたびに装備&レベル全ロストは応えるかもしれません。
 後述するハクスラ要素である遺物集めやプレイヤー自身の経験を積み重ねて攻略していくのが醍醐味です。

・ハクスラ要素
 このゲームは全滅するたびに装備やレベルをすべて失いますが代わりにゲーム内通貨と遺物を獲得できます。遺物は出撃する際に最大三つまで持ち込めるアクセサリー的な装備品で、様々なパッシブ効果が得られます。中にはキャラ専用の強力な効果も有り、それだけで攻略難易度が大きく変わるものまであります。私はハクスラが大好きなので、遺物のおかげでかなり楽しくプレイできました。

・濃密なゲーム体験
 最終日のボスまでプレイすると1セット最大40~50分ほどになります。この40分は常に頭をフル回転させてプレイしなければならないほどゲームスピードが速く、疲れはしますがかなり濃いゲーム体験が味わえます。恐らくここが評価の分かれる部分だと思います。エルデンリング本編など他のフロムゲーはソロでじっくりやりこめるものだったので、ゲームスピードに自分が合わせないといけないことにストレスを感じる方もおられるかもしれませんね。

・マルチとソロのバランス
 このゲームは3人で攻略するマルチプレイ前提のゲームですが、最初の修正以降ソロでもクリアできるように調整されています。ボスによってはソロのほうが簡単なやつもいます。ソロだと他の方に迷惑をかけずに練習できるので個人的にありがたい調整でした。ソロの難易度は昔のダクソやsekiroをクリアできた方なら、やりこめば何とかなります。

微妙な点

・説明不足
 毎度のことですがとにかく説明が足らない。チュートリアルがボリュームなさ過ぎて初心者はキャラの操作もまともにできない状態でマルチプレイに放り込まれます。せめて訓練場の詳しい使い方を説明するチュートリアルとフィールドをお散歩できるモードが欲しかった。これがあるだけでプレイヤーの感じ方は全然違う。

・マルチプレイがゆえの葛藤
 これは偏見ですがMOBAジャンルのゲームの良いところは、責任転嫁しやすく他者にチーム敗北の責任を押し付けることで心の平穏を保てることだと思っています。ナイトレインはどうなのか
 ゲームの難易度は高く、3人プレイなので一人一人のパフォーマンスが重要。なので必然的に味方に強いプレイヤーを引けるかどうかが攻略の成否に大きく関わってきます。
 他責思考のプレイヤーだとあまり上手くない人が味方に来るたびにストレスがたまり、自責思考のプレイヤーだと敗北した際に自身の責任を強く感じがちなのでストレスがたまる・・・とストレスがたまるポイントが明確です。特にソロゲーしかやってこなかった方は気持ちの切り替えに慣れるまで大変だと思います。私も始めたころはたくさんの方に迷惑かけまくったので申し訳なく思いながらプレイしてました。
 その反面上手く連携できた時の気持ちよさは格別です。その楽しさを味わえるようになるまで時間がかかるのが難点ですね。

・ストーリー部分が少ない
 少ないというかほとんどありません。購入している層はストーリー性を求めていないかもしれませんが一応指摘しておきます。キャラ一人一人の出来は非常に良いのでDLCでいいから掘り下げがもっと欲しいところ

マルチプレイゲームにしたことによる利点

・キャリーしてもらえる
 身も蓋もない言い方になってしまいましたがこれが非常に重要で、とにかく最終日まで生き残らないとボスと戦うことができないので練習すらできません。ソロで最終日まで生き残れない方でもマルチだと味方の強さによっては最後まで生き残れる可能性がありますし、そのままクリアできるパターンもあります。形はどうあれ成功体験を得やすいと言えますね。このことについてはトロフィー取得率に表れています。最初のボスクリアトロフィー取得率の低さに定評のあるフロムゲーですが、ナイトレインに関しては現時点で最初のボスグラディウスのトロフィー取得率はsteam版・PS版共に70%を超えています。
 他の死にゲーにも共通することですが最初のボスを倒してから面白さが格段に上がるので、マルチプレイをメインにしたゲームデザインは上手く機能していると言えますね。

さいごに

 最後までお読みいただきありがとうございます。ブラッドボーン2が発売されるまでフロムアンチは続けます。気が向いたら初心者向けのナイトレイン記事でも書くかもしれません。質問や感想などありましたらコメントいただけるとありがたいです。更新したらX(Twitter)で告知しますので、もしよかったらX(Twitter)のフォローお願いいたします。あわせてYouTubeのチャンネル登録もお願いいたします

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